9/11をこんなにWTCの近くで過ごすなんて10年ぶりぐらい。
今朝はE電車でWTC駅まで行って地上にでたら、警官さんたちがありとあらゆる角に立っていらっしゃって、仰々しい。
ちょうど階段を上がってきたら、教会で亡くなった方への慰安のベルの音がSt. Paul Chapelで鳴らされていて、胸が締め付けられる思いだった。
ふと振り向けば新しいWTCが背後に高くそびえ、その近くには二つのタワーが12年前崩れ去り多くの人が亡くなったのだと思うと、涙がでそうになった。
地上に出てきたのは9時前。
9時過ぎには第2機がSouth Towerへ突っ込んだあの日。
メノナイトの人達が、合唱で何かの賛美歌を街角で歌っていた。
それを聞くと今にも涙が出そうになったので、早足で通り過ぎた。
Trinity 教会のベルと、ベルによる演奏を横目でみて聞きながら、ブロードウェイを歩いて職場に向かった。
WTCで亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
あの日、ご家族を亡くされた方は大変だったと思います。
私は、テロ事件のせいで、職をなくされた方や、人生がガラリと変わりもっと苦労した人たちももっと大変だったと思います。
特に、WTCの跡地の捜索・清掃をして、崩壊した建物の発がん性の高い環境にさらされて、癌になった人たちなど、援助がなく大変な思いをされていると思います。
NYも不況に見舞われ、過去12年、リーマンショックやなどなど波乱万丈でした。
経済的にもつらい時期を過ごし、一時期は空気汚染が気になりWall Stのあたりは、誰も近寄ろうともしなかったときもありました。
WTC跡地も工事でどんどん出来上がってきている。
わんさかと観光客があふれんばかりのFiDi。
景気も上がってきているような
再生の兆し大。
私も、一応生きている。
We are Survivor!
私は、幸せです。
今でも世界のどこかで、車爆弾が爆発して、人が殺されるのが日常茶飯事のところがあります。
それに比べれば、私たちはとてもラッキーです。
何時か、お互いがお互いの違いを理解しあって、共同に幸せに一緒に生きて行ける日がくることを祈ります。
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